アフターエフェクト (aftereffect)で光のエフェクトを使ったアニメーション
皆様、こんにちは。映像制作キザキヤでホワイトボードアニメを制作している大橋です。
今回はアフターエフェクトで魔法陣を光らせて召喚をするというアニメーションの作り方をご紹介させて頂きます。
↑のような魔法陣の表示をする仕方です。
アフターエフェクトで魔法陣を展開
まずは、新規コンポジションを作成。
背景は今回フリー素材を使用。写真データを投げ入れて、コンポジジョン内に並べます。
使用する魔法陣のデータを読み込みます。今回使用する魔法陣はイラストレーターで作成しました。同じアドビのソフトなので互換性があるのでAIデータのままでも投げいることが可能です。
3Dにチェックを入れます。そして画面に合わせて位置や方向。サイズを調整します。
これで画像の準備ができました。これを元に変化をさせて行きます。
まずは、スケールを調整します。表示がされる秒数の場所に(今回は15フレーム目に)スケールの横のストップウォッチのマークを押して、キーフレームを打ちます。
表示され始める秒数に合わせて。スケールを0にしてキーフレームを打ちます。
Z回転にも同じようにキーフレームを打ちます。0→360など好み合わせて回転の角度は決めてください。
スケールや回転の動きに変化をつけたいので、キーフレームを選択して右クリックでイージイースを適応します。
画像の赤い◯の部分をクリックすると変化の仕方を調整できるので、好みに合わせて変更してください。
色を少し変えたいのでエフェクト→描画→4色グラデーションをかけます。
4色グラデーションはこんな感じで設定しました。
次にエフェクト→スタイライず→グローを適応。
グルーの設定はこんな感じです。
エフェクト→ディストーション→ディスプレイスメントマップも適応。
ディスプレイスメントマップを魔法陣が現れるタイミングに合わせて垂直・水平置き換えをキーフレームを打って調整。一瞬揺れて戻る感じで設定してもらえたらと思います。
光らせたいのでエフェクト→描画→light burstを適用。
魔法陣が表示された瞬間に光らせたいのでlight burstの「intensty」「Ray Length」の項目にキーフレームを打って調整します。
魔法陣が表示されるのと同じタイミングで画面を揺らしたいので調整レイヤーを追加して
エフェクト→ディストーション→タービュレントディスプレイスを追加
中心の位置を魔法陣に合わせて、キーフレームを打って調整します。画像の4つを変更して調整しました。
最後に、魔法陣表示に合わせて光の玉が出ている風にします。そのために白い平面を追加して、
エフェクト→シミューレーション→CC Particle Wordを適応します。
設定はこんな感じです。
アフターエフェクト (aftereffect)で光のエフェクトを使う
以上が魔法陣部分の設定は終了です。
同じくアフターエフェクトで制作したイラストのロボットの出現は次回にご紹介させて頂きます。