Premiere Proでエフェクトでテロップをネオン風に光らせる
皆様、こんにちは。映像制作キザキヤでホワイトボードアニメーションを担当している大橋です。
今回はこんな感じのプレミアプロ(Premiere Pro)でテロップ・文字をネオン風に光らせる動画の作り方をご紹介させて頂きます。
黒い背景画像を入れる プレミアプロ Premiere Proの使い方
文字を並べる前に背景をタイムラインに並べます。今回はカラーマットを使用しますが背景は画像でも動画でも大丈夫です。
まずは、プレミアプロを起動します。
ファイル→新規→カラーマットを選択。
OKをクリック。
黒色を選択してOKをクリック。
名前を決めてOKをクリック。
カラーマットが作成されたので、ドラッグしてタイムラインに並べます。
トラック数を増やしておきます。右クリック→複数のトラックを追加。今回は8個ほど増やしたいので8と入力してOKをクリック。
プレミアプロ(Premiere Pro)でテロップ追加
ネオン風にするために文字を作っていきます。今回は映像制作キザキヤに縁がある文字を光らせていきたいので、『映像制作』『キザキヤ』『縁』の3つに分けて制作します。
ファイル→新規→レガシータイトル
OKをクリック。
レガシータイトルが追加されました。
Ctrl(command)+c、Ctrl(command)+Vでコピーをしてコピーを2つ作ります。
3つのタイトル01をそれぞれタイルラインのV2,V5,V8に並べます。
V2に入れたタイトル01をダブルクリックしてタイトル入力画面を表示させます。
Tのマークを押して、任意の場所をクリックして文字を入力します。
文字のフォントを変更して、左上のツールで文字をドラッグして位置を調整。
同じようにV5に入れたタイトルにも文字を入力。
枠を作ります。四角のツールを選択して、文字の入力の画面でドラッグして四角を作成します。
塗りの種類を表示なし。ストローク(外側)の追加をクリックして色を白にします。必要に応じてストローク(外側)のサイズを変更してください。
alt(option)押しながらV2に入れたタイトルをドラッグしたまま上にずらして複製します。V3,V4にそれぞれ複製してください。
さすがに分かりにくくなってきたのでタイトル01の名前を変更。先ほど複製した2つと複製元の名前を変更します。変更したいタイトルを選択して右クリックして名前の変更を選択。
名前を入力。今回はタイトル01、タイトル01b,タイトル01cにしました。
同じようにV5のをV6,V7に複製。V8のをV9,V10に複製して名前を変更します。タイトル02、タイトル02b,タイトル02c,タイトル03、タイトル03b,タイトル03cにしました。
ブラックビデオとカラーマットを追加
ファイル→新規→ブラックビデオ。
OKをクリック。
作成したブラックマットをタイムラインの一番上に並べます。
ファイル→新規→カラーマット。
色をピンク色にしてOKをクリック。ここのカラーマットの色は発光させたい色にしてください。
作成したカラーマットを一番上に並べます。
カラーマットのクリップを選択した状態でエフェクトコントルールをクリックして不透明度の描画モードをオーバレイにします。
ブラックビデオののクリップを選択した状態でエフェクトコントルールをクリックして不透明度の描画モードをスクリーンにします。
レンズフレアのエフェクトを適応する
レンズフレアのエフェクトを適用しておきます。後ろから光を当てている感じになります。
左下のエフェクトをクリックしてビデオエフェクト→描画→レンズフレアを選択してブラックビデオにドラッグしてはなします。
光源の位置、フレアの明るさ、レンズの種類、元の画像とブレンドの値を変更して、好みの明るさにします。
テロップ・文字を光らせる プレミアプロ Premiere Proの使い方
下準備が終わったのでいよいよ文字を光らせるためにエフェクトを適用していきます。
左下のエフェクトをクリックして、ビデオエフェクト→ブラー&シャープ→ブラー(ガウス)をタイトルのクリップを選択した状態でドラックしてタイトルのクリップ上ではなします。
V3のエフェクトコントロールのブラーを30。不透明度を30にします。同じくV6のV9のタイトルのクリップも同じくエフェクトコントロールのブラーを30。不透明度を30にします。
V4エフェクトコントロールのブラーを100。不透明度を20にします。同じくV7のV10のタイトルのクリップも同じくエフェクトコントロールのブラーを30。不透明度を30にします。
枠線の光り方が気に入らなかったので不透明度を下げました。
これでネオン風に光るテロップの完成です。
ネオン風にチカチカさせる
ネオン風にする為にチカチカするようにしていきます
レーザーツールを選択してクリップ上でキーボードのshiftを押してクリックします。
そうすると縦に線が入ります。
これを繰り返して、細かく線をランダムに入れていきます。
切れ目を入れた1箇所を選択して
キーボードのdeleteを押して削除します。
これをランダムに繰り返します。そうすると、ネオン風にチカチカするようになります。
ライトを当てる
文字がチカチカしているだけでは寂しかったので文字がチカチカした後にライトが当たって動くようにしました。
ブラックビデオの細切りにした部分を選択してdeleteします
クリップの端をマウスをクリックした状態で伸ばします。
ブラックビデオのエフェクトコントロールをクリック。チカチカが終わったあたりの秒数に合わせて、レンズフレアの光源の位置とフレアの明るさの左にあるストップウォッチのマークをクリックします。
レンズフレアの光源の位置を画面の左から右にはけていくように数字を変えます。秒数も調整します。
フレアの明るさは数字を大きくするほど明るくなるので左から右に動いている途中で明るくなるようにしてその後小さくなるようにしました。
最後に
以上でPremiere Proでエフェクトでテロップをネオン風に光らせるの作り方の紹介になります。
その他にもプレミアプロの使い方をご紹介していますのでご覧頂けましら幸いです
プレミアプロ Premiere Proの使い方 初心者から始める動画編集まとめ記事
不明な点などがあればお問い合わせフォームよりご質問頂けたらと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます