ページがペラペラするアニメーションの作り方
皆様、こんにちは。映像制作キザキヤでホワイトボードアニメーションを制作している大橋です。
今回は本のページがペラペラめくれるアニメーションの作り方をご紹介させて頂きます。
Illustratorで画像を準備
まずは画像を準備します。
今回使うのは事前にAdobeのIllustratorで制作していた本の部分のレイヤーと
アフターエフェクトに画像を読み込んで下準備をする
コンポジションで新規コンポジションを作成します。
コンポジションをもう一つ作成し、コンポジションを2つ制作します。
Illustratorで作った本の画像を投げ入れてコンポジションで読み込みます。
読み込んだコンポジョンをダブルクリックして本の部分のレイヤーをコピーしてcutのコンポジションにペーストします。
同じようにページの部分のレイヤーをpe1のコンポジションにコピーペーストをします
これでアフターエフェクトで本のページをペラペラする加工をするための準備ができました。
アフターエフェクトのエフェクト『cc page turn』を使用する
pe1のコンポジションをcommand+Dで複製してエフェクト→ディストーション→cc page turn で適応させる。
「fold position」を0秒の所でキーフレームを打つ
1秒の所に合わせて「fold position」をページがめくれるように数字を変更する
もう少しなめらかなにしたいので0秒と1秒の間にも「fold position」の数字変更したキーフレームを打つ
「fold position」のキーフレームと同じ場所に「fold radus」のキーフレームを打つ数字としては50→180→50が目安ですが、なめらかに動くようにするのがポイントです
一番最初に並べたpe1のコンポジションをcommand+Dで再度複製して、1分10秒のところに先ほど設定したコンポジションの「fold position」「fold radus」「位置」command+cでコピーしてcommand+Vでペーストする
ペラペラさせたいページ数に合わせて同じ作業をする
※3枚目からは2分10秒からコピペ。z軸は−2となるので注意
本の裏側を設定する
真ん中と3つ目のキーフレームに合わせてZ軸を-1にする
左上のpe1のコンポジションをcommand+Dにてページ数分複製する
複製したpe2をpe1の下に並べて表示にする。back pege をpe2にする
後は必要に応じて同じ作業をします
※2枚目はpe33枚目はpe4を並べていきます。
めくれたページの裏に画像を表示させたい場合は該当コンポジション内のサイズを-にしておくと裏返るようになります。
アフターエフェクトで本がペラペラめくれる作り方まとめ
以上で本のページがペラペラとめくれるアニメーションの作り方になります
細かい作業の様子は記事上部の動画で説明していますので動画を見ていただけましたら幸いです