After Effects(アフターエフェクト)でエフェクトで煙の作り方

皆様、こんにちは。映像製作キザキヤでホワイトボードアニメーションを担当している大橋です。

今回はAfter Effects(アフターエフェクト)でエフェクトで煙をの作り方です。

↑こんな感じの煙の演出を作っていきます。

煙の画像を作る fter Effects(アフターエフェクト)の使い方

まずはアフターエフェクトを起動して、新規プロジェクトを作成。

新規コンポジションを作成します。

↑こんな感じの幅・高さが1080のコンポジションを作成します。値を変更したら『OK』をクリック。

レイヤー→新規→平面。

OKをクリックして平面を追加します。

エフェクトフラクタルノイズを適用する After Effects(アフターエフェクト)の使い方

作った平面を選択した状態でエフェクト→ノイズ&グレイン→フラクタルノイズをクリック。

これでフラクタルノイズが適用されました。

エフェクトCC Veclor Blurを適用する After Effects(アフターエフェクト)の使い方

同じく平面を選択して、エフェクト→ブラー&シャープ→CC Vector Blurをクリック。

これでCC Vector Blurが適応されました。

エフェクトの値を変更する After Effects(アフターエフェクト)の使い方

煙ぽくしていく為に適応したエフェクトを調整していきます。

左上のエフェクトコントールをクリックして

フラクタルノイズの明るさを-10。スケールを150。複雑度を20にします。

次にCC Vector BlurのtypeをFeded Sphereに。Amountを80。Revolutionsを1にします。

煙の形と動き作る After Effects(アフターエフェクト)の使い方

煙の形と動きを作っていきます。

新規コンポジションを作成します。名前は動きにしました。

新しく作ったコンポジションに上と同じ方法で平面を追加します。

エフェクトCC particle Worldを適用する After Effects(アフターエフェクト)の使い方

作成した平面にエフェクト→シミュレーション→CC particle World。これでCC particle Worldが適応されました。

0秒に合わせて左上のエフェクトコントロールのBirth Rateを『0』にして左側のストップウォッチのマークをクリックして青色にする。

2フレーム目にBirth Rateを『15』

3フレーム目にBirth Rateを『0』

Particle→particle TypeをFeded Spherに

Birth Sizeを1.25。Death Sizeを1.25。

physicsのvelocityを0.80。Gravityを-0.200。Resistanceを1.1。

Longevity(sec)を1.4にします。その後にProducer→Radius Xの横のストップウォッチのマークを1フレーム目に合わせてクリックします。

3フレーム目に『0』にします。

調整レイヤーを追加する

平面を追加して、調整レイヤーのマークをクリックしておきます。

エフェクト メッシュワープを追加 After Effects(アフターエフェクト)の使い方

追加して平面にエフェクト→ディストーション→メッシュワープを適用。

メッシュワープの行を2。列を4にします。

マウスでドラッグすると線を動かせるので

こんな煙が動く形になるようにします。

煙の動きと重ねる After Effects(アフターエフェクト)の使い方

煙のコンポジションに戻って

先ほど作った動きの方のコンポジションをドラッグして平面の上に並べます。

平面のトラックマットをアルファマット”動き”にします。

そうすると動きの部分のみが表示されるようになります。

さらにエフェクトを調整する

煙ぽく見えるようにエフェクトを調整していきます。調整しやすいようにトラックマットのアルファマットはなしにしてあります。

0秒に合わせて、コントラスト、明るさ、スケール、乱気流のオフセットのストップウォッチのマークをクリックします。

オレンジ色の煙の動きがタイミングあたりで明るさを30。スケールを450にします。

オレンジ色の煙の動きが消えるタイミングでコントラストを0明るさを40にします。

オレンジ色の煙の動きが広がるタイミングに合わせて乱気流のオフセットを540.540。

オレンジ色の煙の動きが消えるタイミングで乱気流のオフセットを540.200。

オレンジ色の煙の動きが広がるタイミングのキーレームを選択して、タイムラインの青くなっているマーク上で右クリック→キーレーム補助→イージイーズを適応。

写真のマークの部分をクリックして表示を変えます。

赤い丸の部分を引っ張って形を変えます。これで動き方が変わります。いまいちよく分からない場合は飛ばしても大丈夫です。

煙が黒くなるのを防ぐ

このまま他の動画に重ねると最後が黒くなってしまう部分があるので調整します。

平面を選択して

エフェクト→カラー補正→色かぶり補正。

色かぶり補正の上の色を緑にします。

エフェクト→Keylight→Kdylight(1,2)を適用

Kdylight(1,2)の色を先ほどの緑と同じ色にします。これで黒くなるのを防ぐことができます。

煙ぽい色にする After Effects(アフターエフェクト)の使い方

上の処理をすると白くなってしまうのでそれが気になる方は、灰色にしておくと煙ぽく見えますので色を変える方法です

エフェクト→描画→塗り


追加した塗りの色を好みの色に変更して完成です。