ホワイトボードアニメーションの作り方撮影方法
今回は「制作に必要な5アイテム」だけで作成する方法の「撮影の仕方」です。
前回の「ホワイトボードアニメーションの撮影セッティング編」でお伝えした準備が整いましたら、いよいよホワイトボードアニメーションの撮影を行なっていきます。
「ホワイトボードアニメーションの作り方編集編」で詳しくご説明いたしますが、後で修正が可能なので大切なのは『焦らずに書くこと』です。
途中で間違ったら、消して書き直して問題ありません。また、書いている途中で画面のチェック(体の入り込み、光の当たり方、ピントなど)を撮影を継続したまま行っても大丈夫です。
間違えた部分や間延びしてしまった箇所はカットしてしまえば良いので安心して書いていきましょう。
1コマ(画面)ごとに丁寧に書いていくことを心がけましょう。
※今後説明に出てくる1コマ(画面)とは、↓のようにイラストと文章を書いて消すまで、のことを言います。
それでは本題に戻ります。
写真のような体制で、手が届く範囲に座ります。ホワイトボードマーカーやイレイザーなど取りやすい位置にあることも重要です。頭が入る位置ですと頭が邪魔をして画面が見れなくなるので手だけが入るように心がけましょう。
体が乗り出していると、画面が隠れてしまいます。
なるべく手だけが画面に入るように書くと見やすくなります。
ホワイトボードマーカーで赤やオレンジ、青などの色を使う場合には、線が重ならないように注意しましょう。
違う色の線が重なってしまうと色が混ざり、画面が汚くなり見栄えが悪くなってしまいます。やり直しのリスクを減らす為に、1コマ(画面)を書いて消す。
までで一度録画を止めておくと良いです。
1コマ(画面)ごとにしておけば、ピントがあってなかった。イラストをひとつ書き忘れた・・という時にも修正が簡単になります。
以下のことを撮影をしながら常に確認しておくと上手にホワイトボードアニメーションを作成することができます
ホワイトボードアニメーション上達のコツ
・ピントが合っているのか?
・光の調整
・自分の頭などが入っていないか?
・画面内にきちんとイラストや文字が収まっているか?
撮影が終了して、満足感に浸っている時に動画の確認をした際、ピントがずれていることに気がついた時は最悪な気分になります。
iPhoneのピントを調整するのは「ないと困るものだけで作成する方法のセッテイング編」で説明しています。
光の入り方は動画撮影で重要なポイントなので、暗すぎない?見えにくくないか?は常に意識しておきましょう。
せっかく上手に描けていても、体が画面のほとんどを覆い隠していたら、せっかくのイラストが台無しになってしまいます。
MacBookで撮影する方法
おまけとしてMacBookに組み込まれているカメラでも撮影が可能です。
MacBookを使用する場合はQuickTime playerのアプリを起動します。
ファイル→新規ムービ収録をクリックすればカメラが起動します。後は、起動したら録画ボタンを押せば撮影できます。
後はMacBookを高さや距離を調節して、配置しましょう!!
ホワイトボードアニメーションの作り方
次の記事はホワイトボードアニメーションキザキヤ、改良を重ねて、辿り着いた形のセッテイングと撮影方法をご紹介いたします。
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