オリジナルカレンダーを格安で作成?
皆様こんにちは。映像制作キザキヤでホワイトボードアニメーションを制作している大橋です。
今年キザキヤではInstagramで展開しているオリジナルキャラクターの『柴犬けんじ君』のオリジナル卓上カレンダーを作ろうと決めてデザインを自分たちで制作して印刷会社様に依頼をしました。
一昨年にも映像制作キザキヤではオリジナルカレンダーを制作しました。
その時は初めてカレンダーを制作するのと合わせて、
個人で販売をするので部数も少なく格安で作れそうな電気店などで売っている自宅のプリンターで制作できるカレンダー制作キットを使用して制作しました。
そこで今回は2つのオリジナルカレンダーの作り方を体験して気がついたことを書いて見ようと思います。
カレンダー制作キットを買ってきて制作する方法
- どうやって作ればいいのかわからない
- Adobeのイラストレーターもうまく使えない
- 試しに販売をしたいので少数作成したい
- どれだけ売れるかわからない
という理由がありましたので
簡単に作れる方法
さらに、身近な人に販売する予定なので何百部も何千部も刷るつもりはないので数十部程度の少数の印刷を行えればと考えていたので
よく電気屋さんなどの量販店で販売しているカレンダー手作り作成キットを数十個購入して制作することに決めました。
カレンダー手作り作成キットなら、カレンダー手作りセットを製造しているメーカーのWEBサイトの無料ソフトやテンプレートがあるのでMicrosoftのワードで制作が可能であり、
特にMicrosoftのワードであれば、普段使用していて慣れているソフトなので作成するイメージができたのがカレンダー手作り作成キットで制作しようと思った大きい点です。
テンプレートを元にデータを制作したら、『カレンダー手作りキット』に内包されている用紙に印刷するだけでカレンダーが出来上がります。
あとはFacebookなどで自分の知っている方に販売をしました。
カレンダー手作り作成キットとはこのようなものです→エレコム カレンダー 手作り 作成キット A5サイズ 光沢紙 卓上 1セット EDT-CALA5K
印刷業者に依頼をしてカレンダーを印刷
- 少なくとも100部は制作する
- 知り合い以外にもWEBで販売をする
- AdobeのIllustratorを使えるようになった
- アマゾンで販売を予定
という前提があり
前回制作したカレンダー手作り作成キットでは家庭用のプリンターでの印刷になるので手作りで作ったという感じが出てしまったので、知り合い以外のお客様に販売するのに「あまり良くないのでは?」という不安がありました。
さらに、キザキヤでは仕事でAdobeのIllustratorの使用をしているので、印刷業者様に入稿する場合(Illustratorでの入稿が多い)でもスムーズに行えると考えていたので印刷業者様に印刷をお願いすることにしました。
早速パソコンで印刷業者様を検索してWEBサイトを複数見て検討した結果株式会社ウエーブに頼みました。
印刷業者様を決め、どのような形状のカレンダーかを決めたらWEBの申し込みフォームから必要な情報を入力します。
その後に画像の入稿方法が出ます。大体はそのまま印刷業者のサイトにインターネット上でアップロードするかCD-Rなどのメディアを郵送するという方法が多いです。
今回はインターネット上でのアップロードという方法をとりました。
イラストレーターで制作した画像を印刷業者様が提供してくださるイラストレーターのテンプレートに合わせてデータを作成します。
作成したデータを『アップロードする』を選んで添付するだけで終了します。
データの不備やおかしな点がありますと印刷業者様から連絡があります。
(他の方の目も入りますので間違いがなくなるのもいい点ですね)
データに問題がなければ、入稿完了の連絡があり入金先の案内がありました(支払い方法を銀行振込にしていたので)
データ入稿後1週間程度で完成したカレンダーが手元に来ました
今年キザキヤが作ったオリジナルカレンダーはアマゾンで販売を行っています。購入はこちらから『柴犬けんじくん2018年カレンダー』
カレンダー手作りキットと印刷業者に依頼する場合のメリット・デメリット
ここでカレンダー手作りキットと印刷業者様に印刷する場合のメリット・デメリットを整理したいと思います
カレンダー手作りキット
メリット
- 必要な部数のみ購入して制作できる
デメリット
- テンプレートの場合はレイアウトが決まっているので細かいレイアウトができない
- 印刷が荒い
- 印刷するのを自分たちで行わなければならない
印刷業者に依頼する場合のメリット・デメリット
メリット
- 印刷が綺麗
- 印刷を自分たちで行わなくて良い
デメリット
- 制作できる部数が100部単位以上になってしまい、必要な分のみ制作できない
- 足りなくなっても、すぐに手元に来ない
価格の違い
例:手作りキットの販売価格が500円。30部制作した場合15000円。
印刷業者様の印刷代:100部で30000円
例の場合トータルだと手作りキットが安いが1部辺りの印刷代は印刷業者様に依頼した方が安くなります。
以上のメリット・デメリット。価格の部分から考えても
知り合いのみに少数制作する場合は手作りキット。一定数以上制作して販売をする場合は印刷業者様に依頼する。という使い分けがいいと思います。
最後に
オリジナルカレンダーを制作して良いところは、オリジナルカレンダーは販売するという方法以外にも
お世話になった方やクライアント様に配ったりすることによってコミュニケーションをとる理由になりやすいです。
普段連絡を取りにくい場合でも、カレンダーをお配りしているのでお時間頂けませんか?と連絡がしやすくなります。
さらに、配った後にもデスクの横に置いていただけることが多いので何かの時に思い出してもらいやすいというというメリットがあります。
オリジナルカレンダーは年末のお客様周りに最適です。