After Effect (アフターエフェクト)で紙吹雪を作る
皆様こんにちは。映像制作キザキヤでホワイトボードアニメーションを担当している大橋です。
今回はYouTubeなどでよく見るクラッカーの紙吹雪が飛んでいる動画の作り方をご紹介させて頂きます。
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こんな動画です。
After Effect (アフターエフェクト)を起動
After Effectを起動してコンポジジョンを作成します。
新規プロジェクトをクリック。
新規コンポジション→OKをクリック
After Effect (アフターエフェクト)で黒い背景を追加
黒い背面を追加します。
左下の丸のあたりで右クリックをして新規→平面を選択。
色を黒にしてOKをクリック。
After Effect (アフターエフェクト)でフラクタルノイズを追加
紙吹雪の四角を作っていきます。
エフェクト→ノイズ&グレイン→フラクタルノイズ。
エフェクトが追加されると左上のエフェクトコントロールにフラクタルノイズの項目が表示されるので、ノイズの種類をブロック。コントラストを150。スケールを25。複雑度を1にします。
これで小さい四角がたくさんできた状態です。
After Effect (アフターエフェクト)でコロラマを追加
色を変更するのにエフェクトのコロラマを使用します。
エフェクト→カラー補正→コロラマ
色がランダムに紙吹雪ぽいパターンになりました。
After Effect (アフターエフェクト)でcc particle Wordを追加
エフェクトのcc particle Wordを追加して紙吹雪ぽい動きをつけていきます。
エフェクト→シミュレーション→cc particle Word。
Particle Typeを『Quadpolygon』。Color Mapを『origin Constant』にします。
Position XとPosition Yの数字を変更して紙吹雪の発生部分を移動させます。
0秒に合わせてBirth Rateの左にあるストップウォッチのマークをクリックして数字を0にします。
8フレーム動かして、Birth Rateを35にします。
9フレーム目に動かしてBirth Rateを0にします。
Velocityの値を変更して紙吹雪の広がりを調整します。これで紙吹雪の部分が完成しました。
After Effect (アフターエフェクト)で長い紙吹雪を追加
クラッカーに入っているような長めの紙を追加しています。
ブラック平面を選択した状態でキーボードのcoomand+Dを押してレイヤーを複製します。
エフェクト→時間→エコー。
エコーの時間と数を変更します。
8フレーム目のBirth Rateを3にします。
Velocityの値も変更して調整します。
長い紙吹雪の方をcommand+Dで複製してPosition Xの値を変更して反対側に配置します。
短い方も同じように複製をしてPosition Xの値を変更して反対側に配置します。
After Effect (アフターエフェクト)で書き出しをする
アフターエフェクトで書き出しをしていきます。今回は他の動画に合成しやすようにpng形式で書き出しをします、
ファイル→書き出し→レンダーキューに追加。
追加されたレンダーキューのロスレス圧縮をクリック。形式をpngシーケンス。チャンネルをRGB+アルファにしてOKをクリック。
保存先を指定してレンダリングをクリックすると背景が透明なpngシーケンスとして書き出されます。
premiere pro(プレミアプロ)で合成
作成したpngシーケンスを動画などに合成する方法です。
プレミアプロを起動して、ファイル→読み込み。
after effectで書き出したPNGシーケンスの一番最初のpngファイルを選択。オプションのボタンを押して画像シーケンスにチェックを入れて読み込みをクリック。
読み込んだファイルをタイムラインにドラッグして離せば動画になります。
動画や画像を下に並べれば動画や画像の上に作成した紙吹雪が合成されます。
最後に
以上でAfter Effect (アフターエフェクト)で紙吹雪・クラッカーの作り方は終了になります。ブラシのサイズ・速さなどで変更して、好みに合わせて各項目の数字は変更してください。
そのほかにもプレミアプロやアフターエフェクトで動画編集の仕方を公開していますのでご覧いただきましたら幸いです。
プレミアプロ Premiere Proの使い方 初心者から始める編集
本がペラペラ開くアニメーションの作り方ーアフターエフェクト(aftereffect)の使い方
アフターエフェクト(After Effect)でアニメーションを作る使い方
After Effects(アフターエフェクト)でアニメーションLINEスタンプ(Apng)の作り方