After Effects(アフターエフェクト)でネオン風に光るエフェクトの作り方

皆さん、こんにちは。映像制作キザキヤでホワイトボードアニメーションを制作している大橋です。

今回はアフターエフェクトでネオン風に光るアニメーションの作り方についてご紹介させて頂きます。

↑こんな感じの動画を作成します。

【目次】
After Effects(アフターエフェクト)を起動する
画像はイラストレータで作成
After Effects(アフターエフェクト)に画像を取り込む
After Effects(アフターエフェクト)で文字を光らせる
After Effects(アフターエフェクト)でチカチカ光らせる
After Effects(アフターエフェクト)でエフェクト・タービュレントノイズを適応する
After Effects(アフターエフェクト)で画像の一部をチカチカ光らせる
After Effects(アフターエフェクト)で動画を書き出す

After Effects(アフターエフェクト)を起動する

アフターエフェクトを起動します。

新規コンポジションを作成します。今回はフルHDで10秒ほどで作成しました。

画像はイラストレータで作成

今回使う画像はIllustratorで作成しました。線画で花びら4枚と文字「kizakiya」と「ー映像制作キザキヤー」でレイヤーを分けてあります。(今回はー映像制作キザキヤーは使用していません)

After Effects(アフターエフェクト)に画像を取り込む

Illustratorで作成したAiデータをアフターエフェクトの左上の部分に投げ入れます。コンポジションにしてOKをクリックします。

読み込まれたレイヤーをコピーして最初に作ったコンポジションにペーストします。レイヤーを洗濯した状態でpを押して位置の項目を表示させます。表示された数字を調整して、画像と文字が画面の中央に来るように移動させます。

レイヤーを選択した状態で、レイヤー→プリコンポーズを押して各レイヤーをコンポジションにします。

レイヤーを区別しやすいように、上の赤丸の四角い部分を右クリックして、色を選択します。

全てのレイヤーの色を変更できました。

全てのレイヤーを選択した状態でCtrl(command)+Dを2回押して、2回複製をします。

同じ色のレイヤーが3つずつできたので、名前を変更します。3つのレイヤー上から『_T』『_M』『_W』と末尾につけて起きます。今回の場合ですと、花びら1_T花びら1_M花びら1_W,花びら2_T花びら2_M花びら2_W,花びら3_T花びら3_M花びら3_W,花びら4_T花びら4_M花びら4_W,文字_T文字_M文字2_W。と名前をつけました。

適当な所(真ん中あたり)で右クリックを押して、新規→平面で黒い平面を作成して一番下に並べます。

After Effects(アフターエフェクト)で文字を光らせる

ネオン風の灯りにするために、レヤースタイルの光彩(外側)光彩(内側)を適用させます。

_wのレイヤーを選択して右クリック→レイヤースタイル→光彩(外側)

適応されたら>を開いていき、描画モード、不透明度、カラー、スプレッド、サイズを変更します。

描画モード:覆い焼きリニア(画像では覆い焼きカラーになっていますが覆い焼きリニアです)
不透明度:30
カラー:光らせたい色にしてください
スプレッド:20
サイズ:125

にします。

変更ができたら、光彩(外側)を選択してコピーして全てのレイヤーにペーストします。

レイヤーごとにサイズを変更します
「_T」が名前についているレイヤーは5。「_M」が名前についているレイヤーは50にします。

今回は文字のカラーは赤にしました。

光彩(内側)を適応する

線に中の色を光らせるために光彩(内側)を適応します。

一番上の「_T」のレイヤーを選択した状態でレイヤースタイル→光彩(内側)を選択。

適応されたら>を開いていき光彩(内側)の項目の、描画モード、不透明度、カラー、ソース、チョーク、サイズを変更します。

描画モード:覆い焼きカラー
不透明度:20
カラー:白(FFFFFF)
ソース:中央
チョーク:2
サイズ:10

に変更します。

変更できたら、レイヤーの名前に「_T」がついているレイヤーにコピーペーストします。

After Effects(アフターエフェクト)でチカチカ光らせる

不透明度にエクスプレッションを適応させて、チカチカさせる

レイヤーを選択してキーボードの「T」を押して不透明度の項目を表示させる。表示させた後ストップウォッチの部分をキーボードのaltを押しながらクリックする。

そうすると、数字の部分が赤くなり、エクスプレッションがかかります。

赤丸の文字の部分をクリックしてwiggle(10,50)と入力します。

不透明度をコピーして全てのレイヤーにペーストします。

After Effects(アフターエフェクト)でエフェクト・タービュレントノイズを適応する

エフェクト→ノイズ&グレイン→タービュレントノイズをクリック。

フラクタルの種類:ストリング
明るさ:-60
複雑度:2
不透明度:75
描画モード:スクリーン

に変更します。

エフェクトをコピーして、他の全てのレイヤーにペーストします。

After Effects(アフターエフェクト)で背景の画像を設置する

このままだと背景が黒いだけで寂しいのでフリー画像のレンガの壁を背景にしようと思います。

作業をしていたコンポ1を選択して、右クリック→複数アイテムから新規コンポジション

新しくコンポ1のレイヤーをまとめたコンポジションが入ったコンポ2ができました。

ctrl(command)+Dで複製します。下のレイヤーの不透明度を50%にします。

モードをリニアライトに変更。

黒の平面を作成して、一番下に配置します。

左上に背景に使う画像を投げ込んで、タイムライン上に2つ並べます。

上の画像をトラックマットをアルファマット”コンポ1”にします。

下の画像の不透明度を10にします。

After Effects(アフターエフェクト)で画像の一部をチカチカ光らせる

このままでは変化が少ないので、花びらの一つがついたり、消えたりするようにします。

コンポ1のチカチカさせたい部分のレイヤーを選択してダブルクリックします。

花びらのコンポジションが開くので、レイヤーを選択してcommand+shift+Dでカットをします。

command+shift+Dを繰り返して、消えていて欲しい部分を独立させて、独立した場所をdeleteでカットをします。

そうする、チカチカするようになります。

After Effects(アフターエフェクト)で動画を書き出す

編集ソフトでこのままアフターエフェクトを保存しても、動画のデータができないので最後に書き出しをします。

コンポ2を選択した状態でファイル→書き出し→レンダーキューに追加

レンダーキューが追加になるので、保存先と名前を指定してレンダリングをクリックします。書き出しが終われば動画のデータができています。

最後に

以上でAfterEffects(アフターエフェクト)でネオン風に文字が光る動画の作り方は終了になります。画像のサイズなどで変わりますので、好みに合わせて各項目の数字は変更してください。

ちなみに、完成した動画にはSEを追加しています。

そのほかにもプレミアプロやアフターエフェクトで動画編集の仕方を公開していますのでご覧いただきましたら幸いです。

プレミアプロ Premiere Proの使い方 初心者から始める編集
本がペラペラ開くアニメーションの作り方ーアフターエフェクト(aftereffect)の使い方
アフターエフェクト(After Effect)でアニメーションを作る使い方
After Effects(アフターエフェクト)でアニメーションLINEスタンプ(Apng)の作り方

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