ホワイトボードアニメーションの撮影セッティング編
前回まで準備編として「ホワイトボードアニメーション制作に必要な5アイテム」「ホワイトボードアニメーション制作に揃えておくと便利な6アイテム」をご紹介致しました。今回からセッティング編・撮影編に入っていきます。このセッティング編・撮影編では以下2つの方法をご紹介致します。
- 「制作に必要な5アイテム」だけで作成する方法
- クオリティを上げるために改良した方法
一番手軽にホワイトボードアニメーションを撮ることができる方法でもあります。ご用意頂くものをもう一度確認すると、
- ホワイトボード
- ホワイトボード用マーカー
- イレイザー
- 撮影用のカメラ(iPhone)
- 編集ソフト
になります。
セッテイングは写真のように、ホワイトボードを部屋にあるもので固定し、立てかけけます。
そして、iPhoneをホワイトボードが映るように設置致します。この時点で、画面の大きさや描きやすい位置、ホワイトボード全体が入るようにカメラの位置や距離を調整すると良いでしょう。
背景を見せたい。ということでなければホワイトボードの白い所だけが画面に入るように調整すると出来上がりが綺麗になります。
光の調節
もうひとつこの時点で注意したいのは、窓からの光や室内灯などの光の位置です。影が入ったり、逆光になると見えにくくなるので気をつけましょう。綺麗に画面を見せるために、カメラの位置に気をつけましょう。
ホワイトボードに蛍光灯が写り込むことがあります。そこだけ光が強くなります。
どうしても、気になる場合はトレーシングペーパーで蛍光灯を覆うと光が和らぎ改善できます。
さらに綺麗に映る方法として、デスクライトのような簡易ライトがご自宅にあれば両脇から光を当てるだけでも綺麗に写ります。ほんのちょっとした光に注意することで出来上がりが変わってきますので是非試してみてください。
ピントの調節
iPhoneの便利機能としてピントを固定できる。明るさを固定できるというものがあります。
操作手順は、最初から入っている写真撮影用のアプリを起動します。ビデオモードに切り替えて、どこでもいいので画面を長押しすると上記の写真のようなAE/AFロックという画面になります。そうすると、ピントと光が固定になります。
さらに、この状態で四角い枠の外側にある太陽みたいなマークを押して、上下に動かすと明るさを調整できます。暗い場合や蛍光灯の光で画面に波線が入る時に使うと改善できます。
iPhoneで撮影する場合にチェックしておくこと
iPhoneで撮影する場合は、iPhone自体の空き容量にご注意ください。
動画のファイルはサイズが大きいので長めに撮影をすると容量がすぐにいっぱいになってしまいます。容量がいっぱいになりますと録画が途中で強制的に終了になってしまいます。撮影を始める前に、不要なデータを整理しておくことをお勧めします。途中で終了してしまった場合は、
パソコンやクラウドなどにデータを移してから再び撮影することは可能です。
が、途中から撮り直す場合に、同じ位置、同じ角度にするのは至難の技なので注意しましょう。
また、最近は改善されましたがOSのバージョン古いとメールが着信すると録画が終了するといったこともありましたので、念の為に機内モードにしておくと良いです。次の記事では「ないと困るもの」だけで作成する方法の撮影の仕方です。
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